大論争となっている日本の決勝ゴール、元日本代表DF闘莉王氏が持論を展開
森保一監督率いる日本代表は、現地時間12月1日のカタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第3節でスペイン代表と対戦し、2-1の逆転勝利を収めた。元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は、大論争となっている日本の決勝ゴールについて「ミリ単位」「角度によって…」と持論を展開している。
闘莉王氏のYouTubeチャンネル「闘莉王TV」最新回のテーマはスペイン戦。スペイン戦の前半11分、FWアルバロ・モラタのゴールで失点した日本だったが、後半頭にMF三笘薫、MF堂安律を同時投入すると日本が攻勢を強め、後半3分に堂安、同6分にMF田中碧のゴールが生まれ、日本が2-1と逆転勝利を収めた。
決勝ゴールを演出した三笘について闘莉王氏は「三笘選手が入ることで全然チームの雰囲気が違う。なんかやってくれる。攻撃だけじゃない、守備もやってくれる。やっぱアクセント出すのが三笘選手だな」と絶賛。さらに「正直なところ最初から出してほしいな。走れるんですよ、体力持ってるんですよ」と太鼓判を押し、今後のスタメン起用を望んだ。
試合後、日本の決勝ゴールを巡って賛否が起こっていた。三笘がライン際で中央に戻した際、ゴールラインをボールが越えていたか際どいプレーとなり、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入。その結果、ボールはラインを割っていないと判断され、日本の逆転ゴールが正式に認められていた。
闘莉王氏は「ああやってボールが出るかで出ないか…ミリ単位ですよ。角度によっては出てるように見える。角度によっては出てないように見える。ミリ単位」と、わずかな差が天国と地獄を分ける境目になったと強調。堂安の同点ゴールから始まり、三笘のギリギリプレーで決勝ゴールが生まれ、「これはサッカーの神様なのかな」と闘莉王氏も脱帽していた。(FOOTBALL ZONE編集部)