【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループF】カナダ1-2モロッコ(日本時間12月2日/アルトゥママ スタジアム)

 おそらく大会初の珍事が起きた──。カナダ代表MFアンソニー=ケイが味方からボールを受けると、プレーを止めて審判になにかをアピール。ボールの空気が抜けてしまっていたようだ。これにはファンも、「プシュー」「空気さん息してー」とツッコミが相次いだ。

【映像】大会初の珍事?ハイテクボールがまさかのパンク

 モロッコ代表がカウンターを仕掛けようとしたところで、カナダ代表が3人がかりでボールを奪い返した。するとボールを持ったカナダ代表MFアンソニー=ケイは両手を広げ、審判にボールの空気が抜けているとアピール。中継も会場全体もこのプレーを最初は理解できず「なにが起こったの?」と一瞬、戸惑いに包まれた。それもそのはずで、プレーを何度見返しても、どこでそんなボールの空気が抜けていたのか全く分からないからだ。

 今大会の公式試合球には、半自動オフサイドシステムの導入に合わせてボール内部にチップが搭載されており、キックされた瞬間を正確に記録しているという優れものだ。そんな最新のボールがパンクしたことにABEMA視聴者は「なんだそりゃw」「プシュー」「ボールさん息してない」「空気よめよw」とツッコミが相次いだ。

 試合に水を差すような珍事であったが、30秒ほどで新しいボールに取り替えられ、プレーは何事もなく再開。最新の技術を駆使したボールでもパンクは避けられないようだ。

(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)