元イングランド代表GKが、日本代表のグループステージ突破を称賛した。イギリス『BBC』が伝えた。

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1日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループE最終節の日本代表vsスペイン代表が行われ、2-1で日本が勝利。グループ首位で決勝トーナメント進出を決めた。

日本は勝たなければ敗退の可能性もあった中で迎えた一戦。スペイン相手に前半で先制を許す展開となったが、後半から投入された堂安律、田中碧がネットを揺らして逆転。その後はスペインの攻撃を耐えて2-1で勝利した。

初戦のドイツ代表戦もPKで前半に先制を許したが、後半から出場した堂安と浅野拓磨のゴールで2-1と逆転勝利。同じ大会でハーフタイムで負けていながら、2度逆転したチームは過去に3チームしかなく、1938年のブラジル、1970年の西ドイツに続いて3チーム目となった。

世界中を驚かせた日本。勝利が難しいと見られていた中での2試合に勝利したが、元イングランド代表GKのカレン・バーズリー氏はイギリス『BBC』の「ラジオ5」で日本の戦いぶりを称えた。

「重要なタイミングで、彼らは効果的な選手交代を行った」

「彼らはそのチャンスを利用した」

ドイツ戦、スペイン戦ともゴールに絡んだのは途中出場の選手。4ゴールのうち3ゴールはその途中出場の選手が決めている。

森保一監督の采配もここまでは当たっていると言っていい状況。世界中が驚いた日本のグループステージの戦いぶりだが、バーズリー氏は称賛の声を並べた。

「日本の功績は大きい。彼らは本当に素晴らしいと思う」

「規律があり、構造化され、ゲームプランを理解し、できる限りの最善を尽くしてプレーすることはとても大切なことだ」

「グループステージを通じて、その方法論とアプローチを見せ、彼らはノックアウトステージに進出した」

「彼らがコスタリカに負けたことは奇妙だったが、大事な時にはしっかりとゴールを決めていた」

偶然ではなく必然の2勝で世界からさらに注目を集めた日本。新しい景色を見ることができるだろうか。

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