【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループG】カメルーン1-0ブラジル(日本時間12月3日/ルサイル スタジアム)

確実にドリブルを止める最終手段を編み出したのかもしれない。ブラジル代表FWマルティネッリの高速ドリブルを前にして、カメルーン代表DFファイは苦戦。完全に前へと入られたのだが、残り足で何とか身体をぶつけると、マルティネッリのスパイクが脱げてドリブルがストップ。新手の作戦でドリブルを止めて見せた。

【映像】ドリブル突破を阻む新作戦

ボールを受けたマルティネッリが広大なスペースを前に得意の高速ドリブルを開始。カメルーン代表DFファイもマルティネッリを阻止しようと試みたが、簡単に前へと入られてしまった。それでも諦めないファイは何とかついていくと、マルティネッリの足と自身の足が上手い具合で交錯して、スパイクが脱げてドリブルがストップ。その後、アントニーへとボールが渡ったが、無失点に抑えてピンチを乗り切った。

このプレーにABEMA視聴者は「スパイクw」「靴脱げた?」と新手のドリブル阻止に驚いた様子だった。また中には「速すぎるんだよw」「マルティネッリが速すぎる」と改めてマルティネッリのスピードに驚愕する声もあった。

この滅多と見られないスパイクを脱がせてドリブルを止めるという珍プレーのおかげもあり、カメルーン代表はブラジル代表を完封。試合終了間際には劇的な勝ち越しゴールを決めて、20年ぶりにワールドカップで勝利を挙げた。

(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)