【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメント1回戦】アルゼンチン2-1オーストラリア(日本時間12月4日/アフメド ビン アリ スタジアム)
【映像】代表&クラブ通算1000試合目のメッシがメモリアル弾
グループCを首位通過したアルゼンチン(FIFAランク3位)が、グループDを2位で抜けたオーストラリア(同38位)がラウンド16で激突した。
戦前の予想通り、アルゼンチンがポゼッションして試合を進めていく展開となった。この試合が代表&クラブ通算1000試合目となるメッシが、中盤に降りてボールに触りながら攻撃を展開する。対するオーストラリアは、4-4の2ラインを敷いて対応。中央を固め、ミドルプレスからボール奪取を狙った。
すると試合が動いたのは35分。敵陣の右サイド深い位置でFKを獲得したアルゼンチンは、メッシが直接狙うようなボールを蹴るが、ここはオーストラリアに弾き返される。
しかしボールを回収すると、アレクシス・マクアリステル(ブライトン/イングランド)、ニコラス・オタメンディ(ベンフィカ/ポルトガル)と繋いで、最後はメッシがコントロールシュートを流し込んだ。メッシのメモリアルゴールで、アルゼンチンが先制して試合を折り返した。
後半は追いかけるオーストラリアが、ハイプレスを選択したことでオープンな展開となる。すると58分、ロドリゴ・デパウル(アトレティコ マドリード/スペイン)がハイプレスを仕掛けて、オーストラリアのGKマシュー・ライアン(コペンハーゲン/デンマーク)からボールを奪うと、最後はフリアン・アルバレス(マンチェスターシティ/イングランド)が楽々と蹴り込んで、アルゼンチンが2点目を奪った。
オーストラリアも77分、こぼれ球を拾ったクレイグ・グッドウィン(アデレード ユナイテッド/オーストラリア)が放ったシュートが、ブロックに入ったエンソ・フェルナンデス(ベンフィカ/ポルトガル)に当たってゴールネットを揺らし1点差に詰め寄った。
終盤はさらにオープンな展開となり、ゴール前での攻防が一気に増える。しかしアルゼンチンが1点差を守り切って試合は終了。勝利したアルゼンチンが、オランダの待つベスト8進出を決めた。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)