【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメント1回戦】アルゼンチン2-1オーストラリア(日本時間12月4日/アフメド ビン アリ スタジアム)

 アルゼンチン代表のメッシは、圧倒的な攻撃での貢献度と引き換えに守備をある程度免除されている。しかし、W杯の舞台では普段とは違う姿を見せた。味方がボールを失うと、激しく相手選手へプレスをかけたのだ。本職顔負けの球際の攻防に視聴者も「メッシが走った!」「ガチで守備すると実はできる」と盛り上がっている。

【映像】メッシがガチ守備 球際の攻防に参加

 スコアレスで迎えた33分、 一進一退の攻防が続く中、ボールはメッシの前でオーストラリア代表にわたってしまった。このままだとオーストラリアのカウンターが始まるという場面だったが、メッシはそのボールに対してしつこくプレスをかけてアルゼンチンボールのスローインにしてみせた。メッシは攻撃ではもちろん一流だが、実は守備でも一流だということが証明されたプレーだった。

 ABEMA視聴者は、「メッシが走った!」「メッシが守備したぞ!」「お散歩やめた。「メッシが歩いた!」「メッシがプレスした!」「ガチで守備すると実はできるメッシ」とレアなワンシーンに興奮を隠せないようだ。

 このプレーを筆頭に、アルゼンチン代表は圧倒的な球際の強さを見せつけ、それが勝利へと繋がった。ワールドカップで試合に勝つためにはいつも以上のプレーをしなければならない。メッシがそれを体現するように”守備”でも魅せた。
(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)