フランス代表のディディエ・デシャン監督は、ポーランド代表への警戒を強めた。フランス『RMC Sports』が伝えている。

カタール・ワールドカップ(W杯)で大会連覇を目指すフランス。グループDで開幕から連勝を果たすと、第3節ではチュニジア代表に0-1で敗れたものの、首位通過を果たした。

3大会連続となるベスト8進出を懸け、4日に行われるラウンド16の対戦相手はポーランド。デシャン監督とDFバンジャマン・パヴァールの間で対立が報じられるなど、チーム内に不穏なムードも漂う中で決戦に挑む。

デシャン監督は前日会見で、ポーランドの特徴を分析。高い守備力を持っていると評しつつも、自らのチームのアタッカー陣がそれを打ち破ることを信じていると語った。

「相手のチームは、ここまでの3試合で守りに徹してきた。ディフェンスの場面が多かったし、そこでの技術も高い」

「一方で、そこだけにフォーカスしてはいけない。チームは国際経験豊富な選手が中心となっている。(ヴォイチェフ・)シュチェスニー、(カミル・)グリク、(ロベルト・)レヴァンドフスキ。若い選手もいる。相手のチームがここまでやってきたことはリスペクトするべきだ。シュチェスニーの活躍は決定的だっだ」

「しかし、我々の選手たちも、その活躍で期待に応えてくれる。相手に問題を起こすための攻撃的な主張を何度もしてくれるだろう」

また、対戦相手のレヴァンドフスキについては「こういったタイプの選手に対しては、その影響を制限する必要がある。体の使い方がとても上手く、わずかな隙を与えたら危険だ。フォーカスしすぎるのも良くないがね」とコメント。絶対的エースストライカーの完封に向けた対策を明かした。