【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメント1回戦】アルゼンチン2-1オーストラリア(日本時間12月4日/アフメド ビン アリ スタジアム)

 試合終了の笛が鳴るまでサッカーの試合は安心できない。ラストプレーでオーストラリア代表の新星FWクオルに決定機が訪れ、振り向きざまに見事な右足を振り抜き、シュートは枠を捉えた。ところがこの決定機をアルゼンチン代表GKマルティネスが片手一本でセーブ。絶対絶命のピンチを守護神が救った。

【映像】最後の最後にチームを救った アルゼンチン守護神神セーブ

 ラストプレーとなった96分、オーストラリア代表に大チャンスが巡ってきた。左サイドからクロスボールをあげると、FWクオルがトラップして素早い反転からシュートを放った。勢いもコースも見事なシュートで、オーストラリア代表が土壇場で同点かと思われたが、GKマルティネスが猛チャージを仕掛けたことでシュートコースを限定させ、片手一本のビッグセーブで決定機を止めて見せた。これにはチームメイトのエンソ・フェルナンデスらもマルティネスに寄り添ってビッグプレーを讃えた。

 ABEMA視聴者は、「やられたおもたー」、「これは熱い!!!」「ナイスキー」「神降臨」「気持ちで止めたな今のは」「こんな時間に大声出しちゃった」と日本時間では早朝にも関わらず、大盛り上がりの様子を見せた。

 現在30歳のマルティネスだが、アルゼンチン代表デビューを飾ったのはおよそ1年半前の2021年6月とかなり直近の出来事だ。この代表デビュー直後に行われたコパ・アメリカで大会最優秀GKを受賞する活躍ぶりでアルゼンチン代表を栄冠に導いた守護神は、自身初のワールドカップの舞台でも躍動している。
(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)
 

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