フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が、4日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)のポーランド代表戦を振り返った。5日、フランス紙『レキップ』が伝えている。

 試合は、44分にオリヴィエ・ジルーのゴールで先制すると、74分と90+1分にキリアン・エンバペが2点を追加。試合終了間際、90+9分にPKでロベルト・レヴァンドフスキに1点を返されたが、3-1で勝利を収め、準々決勝進出を決めた。

 試合を振り返ったデシャン監督は、フランス民間テレビ局の『TF1』で、「ポーランド代表はよく組織化されていたので、簡単な相手ではなかった。しかし、私たちは多くの解決策を見つける能力を持っている。そして、多くの問題を解決できるエンバペは、私たちにとって最高の武器だ」とポーランド代表に苦戦を強いられたことを強調した。

 また、チームの準々決勝進出に関しては、「非常に良いことだし、喜びだ。準々決勝までは、もう少し時間があるので、愛する人や家族と過ごす時間を選手に与えたいと思う」と、今後のプランを明かした。