現地時間12月5日、カタール・ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦で、日本代表はクロアチア代表と対戦。120分を消化して1-1と勝敗がつかず、PK戦(1-3)の末に敗れた。

 スタンドで声援を送っていた日本のサポーターは、敗れた後もブルーの袋を手に、“ゴミ拾い”を行なっていたようだ。米メディア『espn fc』が、日本代表ユニホームを着ているファンがゴミを集める姿を公開し、「ラウンド16で痛恨の敗戦を喫した後も、日本のファンは試合後にスタジアムを掃除するため、残っていた。最後まで美しいゲームだった」と綴っている。
【画像】敗れた後もスタジアムでゴミ拾いをする日本のサポーターの姿をチェック
 この様子に、オランダ出身の人気DJであるQUINTINOは「彼らが大好き!」とコメントを残して反応しているほか、海外のファンからも多くのコメントが寄せられている。

「日本をリスペクトするよ。彼らは本当にすばらしい」
「よくやったよ。楽しませてもらった」
「試合の勝敗を忘れ、人としての素晴らしさを称えたい」
「日本が全ての試合で勝利する勢いの戦いをしたことに敬意を表するし、W杯出場を重ねるたびに、確実に向上していると感じた」
「僕は彼らが好きだよ」
「心からのリスペクトを日本に送るよ」
「日本はPKでは負けたけど、精神では勝利していると思う」
「ドイツとスペインに逆転勝利し、惜しくもクロアチアに敗れた。よくやったよ」
「日本のファンはいつもこうで、それは普通で素敵なことで、残念ながら世界の90%の文化では普通ではないことなんだ」
「美しい国、美しい文化だ」

 またしてもベスト8への壁に打ち負かされた日本。だが、森保ジャパンの戦いぶり、そしてサポーターの行動は間違いなく、世界のフットボールファンにとって印象的なものであったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部