サッカー日本代表はFIFAワールドカップカタールに参戦し、グループリーグ敗退と言う結果に終わった。次なるワールドカップは3年半後に行われる北中米大会。出場国数や予選フォーマットなどが大きく変わることがすでに発表されており、それに伴いアジア予選も形式が変わることが決まっている。

 2026年に開催されるワールドカップは、カナダ、アメリカ合衆国、メキシコの3ヶ国共催となる。参加国もこれまでの32ヶ国から48ヶ国拡大。各大陸の出場枠も変更となり、8ヶ国が自動出場権獲得となり、1ヶ国が大陸間プレーオフで出場枠を争うこととなる。

 カタール大会の最終(3次)予選では、12ヶ国が2グループに分かれ、上位2チームに自動出場権が与えられていた。3位チーム同士でプレーオフを行い、勝者が大陸間プレーオフに進出。結果として日本代表、韓国代表、イラン代表、サウジアラビア代表が自動出場権を獲得し、オーストラリア代表が大陸間プレーオフを勝ち抜いて出場権を獲得。カタール代表は開催国枠として出場していた。

 AFC(アジアサッカー連盟)が8月に発表したフォーマットによると、2026年W杯予選は3つの予選とプレーオフによって構成される。

 1次予選ではアジア内のFIFAランキング上位26~47位の22ヶ国を対象とした抽選を行い、ホーム&アウェイ方式で対戦。勝利した11ヶ国がアジア2次予選に進出する。

 2次予選ではアジア内のFIFAランキング上位1位~25位までの25ヶ国とアジア1次予選の勝者11ヶ国(計36ヶ国)が4チームずつ9グループに分かれ、ホーム&アウェイ方式の総当たり戦を行う。各グループの上位2ヶ国(計18ヶ国)がアジア最終予選に進出する。

 最終予選では18ヶ国が6チームずつ3グループに分かれ、ホーム&アウェイ方式の総当たり戦を行う。各グループの上位2ヶ国(計6ヶ国)に本大会出場権が与えられ、各グループ3位と4位の計6ヶ国はアジアプレーオフに進む。

 アジアプレーオフでは6ヶ国が3チームずつ2グループに分かれ、総当たり戦を行う。両グループの1位(計2ヶ国)が本大会出場権を獲得。両グループ2位の2ヶ国が対戦し、勝者が大陸間プレーオフに進む。

 現在FIFAランキングでアジア2位の日本代表は、2次予選からの参加が確実。2次予選で6試合、最終予選で10試合を戦う。カタール大会では18試合だったので、自動出場権を獲得できれば、予選は2試合少なくなる。

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