データサイト『OPTA』が最新のAI技術から算出されたデータをもとに、FIFAワールドカップカタール2022出場国の優勝確率を紹介している。
FIFAワールドカップカタール2022・大陸間プレーオフが14日に行われ、コスタリカ代表とニュージーランド代表が対戦。コスタリカが1-0でニュージーランドを下し、本大会出場を決めた。これにより、今年11月21日に開幕するW杯へと出場する全32カ国が確定した。
これを受け、『OPTA』はAI技術から算出された出場国の優勝確率を発表。1位は前回大会王者のフランス代表で17.93パーセント、2位はFIFAランキングで首位に立つブラジル代表の15.73パーセント、3位は日本代表とグループステージで同組のスペイン代表で11.53パーセントと続いた。
なお、日本は0.48パーセントの17位で、アジア勢では0.60パーセントで16位となったイラン代表に次ぐ、2番目となった。そのほか、日本と同組のドイツ代表は7.21パーセントで7位、コスタリカは0パーセントとなった。
また、『OPTA』は試合の重要性や予測、実際の結果などをもとに算出される「World Football Elo Ratings」からグループステージにおける各グループの平均順位を算出。平均値を算出した結果、“死の組”に該当したのは日本、スペイン、ドイツ、コスタリカが所属するグループEとなり、数字上では最もハイレベルなグループとなった。
W杯出場国の優勝確率と、各グループの平均順位を高い順に並べたものは以下の通り。
■優勝確率
1位 フランス(17.93%)
2位 ブラジル(15.73%)
3位 スペイン(11.53%)
4位 イングランド(8.03%)
5位 ベルギー(7.90%)
6位 オランダ(7.70%)
7位 ドイツ(7.21%)
8位 アルゼンチン(6.45%)
9位 ポルトガル(5.11%)
10位 クロアチア(2.31%)
11位 デンマーク(2.03%)
12位 ウルグアイ(1.46%)
13位 メキシコ(1.37%)
14位 スイス(1.00%)
15位 ポーランド(0.82%)
16位 イラン(0.60%)
17位 日本(0.48%)
18位 アメリカ(0.46%)
19位 ウェールズ(0.41%)
20位 カタール(0.35%)
21位 韓国(0.35%)
22位 セルビア(0.24%)
23位 セネガル(0.19%)
24位 エクアドル(0.17%)
25位 オーストラリア(0.10%)
26位 ガーナ(0.02%)
27位 チュニジア(0.01%)
27位 モロッコ(0.01%)
27位 カナダ(0.01%)
30位 カメルーン(0.00%)
30位 サウジアラビア(0.00%)
30位 コスタリカ(0.00%)
■グループランキング(数字は「World Football Elo Ratings」の平均値)
グループE(スペイン、ドイツ、日本、コスタリカ) 1613.3
グループB(イングランド、イラン、アメリカ、ウェールズ) 1573.5
グループC(アルゼンチン、メキシコ、ポーランド、サウジアラビア) 1555.5
グループD(フランス、デンマーク、オーストラリア、チュニジア) 1555.0
グループH(ポルトガル、ウルグアイ、韓国、ガーナ) 1553.0
グループG(ブラジル、スイス、セルビア、カメルーン) 1544.8
グループF(ベルギー、クロアチア、モロッコ、カナダ) 1524.0
グループA(オランダ、エクアドル、セネガル、カタール) 1520.3