日本代表のMF三笘薫が試合後のインタビューで号泣した。

【動画】三笘薫がクロアチア戦で見せたドリブルからの豪快ミドル

5日、カタール・ワールドカップ(W杯)のラウンド16、日本vsクロアチアが行われた。

前回大会準優勝のクロアチアと、初めてベスト8を目指す日本の対戦。立ち上がりから積極的に入った日本は、失点に気をつけながらも攻勢を見せると、前田大然のゴールで先制に成功する。

クロアチアは後半に1点を返すと、日本は三笘を投入。グループステージではスペイン代表相手に劇的な折り返しを見せた他、得意のドリブル突破が世界中を驚かせることとなった。

しかし、クロアチアは三笘を警戒しドリブル突破を許さず。それでも延長戦に入り、カウンターからドリブルで持ち運びミドルシュート。これはGKに弾かれていた。

同点のままPK戦に突入。すると三笘は2人目のキッカーに名乗り出たものの失敗。結局日本は1-3で敗れ、悲願のベスト8進出はお預けとなった。

試合後にインタビューを受けた三笘は、目に涙を浮かべながら登場。「試合を通して全部が足りなかったと思います」となんとか言葉を絞り出して答えた。

そして4年後のW杯に向けて問われると、「次のW杯で勝てるようにやるしかないと思います」と涙ながらに答え、その後に号泣。悔しさを露わにしていた。

この号泣には「もらい泣きしそう」、「泣けてくる」、「夢を与えてくれてありがとう」と躍動した三笘への感謝のコメントが集まったほか、インタビュアーの元日本代表FW中山雅史氏は「世界に衝撃を与えてくれました。ありがとうございました」と感謝をその場で伝えた。

スタジオにいたヴィッセル神戸の元日本代表DF槙野智章も「三笘選手は今大会物凄い活躍をしましたし、日本中が三笘選手がボールを持った時に非常に楽しみにしたと思います」とコメント。「三笘選手じゃなくて、日本代表の選手がこれだけ頑張ってくれたことで、サッカーに興味ない人も夢中になったと思います」と、先日までピッチサイドでリポーターとして活躍した中、感謝の言葉を並べた。

【動画】三笘薫がクロアチア戦で見せたドリブルからの豪快ミドル