韓国代表のFWソン・フンミンが、ベスト16の敗退を謝罪した。

5日、カタール・ワールドカップ(W杯)ラウンド16で韓国はブラジル代表と対戦した。

史上6度目のW杯制覇を目指すブラジルとの一戦。負傷したFWネイマールが復帰したブラジルは、前半から試合を圧倒。7分にヴィニシウス・ジュニオールがネットを揺らすと、13分にはネイマールがPKを決めて追加点。その後、リシャルリソン、ルーカス・パケタと加点し、韓国は前半で4-0と試合の大勢を決められてしまった。

後半、ペク・スンホが1点を返すも、多くの選手を休ませる選択をしたブラジルの前に反撃はそこまで。4-1で敗れ、ベスト16で高いを去ることとなった。

キャプテンとしてチームを牽引したソン・フンミンは、敗退が決定し「ファンの期待に応えられなかったことをお詫びするしかない」とコメント。中2日という厳しい日程でのブラジル戦にも全てを尽くしたと語った。

「僕たちはベストを尽くしたけど、とても難しい試合をしたと思う。それでも、選手のみんなが誇りを持って戦い、献身的に戦い、ここまで辿り着いたということは間違いのないことだ」

「この試合に向けて、選手、スタッフは本当に頑張って準備をしてきた。だから、理解してもらえたら嬉しい」

また、大会終了後にはパウロ・ベント監督が退任することが決定。ソン・フンミンは、ベント監督のサッカーを信じていたと語り、悲しい決定だとコメントした。

「彼が追求するサッカーのスタイルに疑いを持ったことは一度もない」

「多くの人がそのことについて懐疑的だったけど、このワールドカップで良いプレーをしたことで、皆が僕たちを応援してくれた」

「この4年間取り組んできたことを見せることができた。彼が去るというのは、本当に悲しい」