スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督が、選手たちを擁護した。スペイン『エル・パイス』が伝えた。
カタール・ワールドカップ(W杯)のグループEを2位通過したスペインはグループFを首位通過したモロッコ代表とラウンド16で激突。イニシアチブを握ったスペインだったが、最後までモロッコの牙城を崩せず、延長戦を含めた120分間で決着がつかずPK戦に突入した。
そのPK戦では1人目のMFパブロ・サラビア、2人目のFWフェラン・トーレス、3人目のセルヒオ・ブスケツが失敗したスペインに対して、モロッコは4人中3人が成功。PK戦で0-3で敗れ、ベスト16で姿を消したエンリケ監督は選手たちは自身の要求に応えてくれたと擁護した。
「ゴールを奪えなかった。これはサッカーファンやプロなら誰でもできる反省だ。支配はしたが、スペースも時間もなかった。彼らはとても良い守備をして、チャンスを作るのはとても難しいことだった。選手たちは私が要求したことを全てやってくれた。おめでとうとしか言いようがない。しかし、これが人生であり、スポーツなのだ」