イングランド代表MFデクラン・ライス(ウェストハム)が、トレーニングを欠席したようだ。7日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現地時間10日に迫ったFIFAワールドカップカタール2022・準々決勝に向け、調整を進めるイングランド代表。この度の報道によると、ライスは7日水曜日に行われたチームトレーニングを体調不良により欠席したという。なお、同選手の状態の詳細については明かされておらず、現時点では復帰の目処も不透明となっているようだ。
所属するウェストハムでは主将として活躍している現在23歳のライス。ガレス・サウスゲート監督率いるイングランド代表でも不動の地位を築いており、今回のカタールW杯ではここまで全4試合に先発出場。グループB第3節(最終節)のウェールズ代表戦を除いてフル出場を果たしている。
今回のカタール大会で56年ぶり2度目のW杯制覇を目指しているイングランド代表は、準々決勝で前回大会王者のフランス代表と激突する。中盤の底で重要な役割を担っているライスが欠場となれば、イングランド代表にとっては非常に大きな痛手と言えるだろう。なお、『スカイスポーツ』はライスがフランス代表戦を欠場する場合、代役としてMFカルヴィン・フィリップス(マンチェスター・C)がスタメンに名を連ねる可能性が高いと伝えている。
注目の準々決勝・イングランド代表vsフランス代表の一戦は、日本時間の11日午前4時にキックオフを迎える。