同点ゴールを記録
日本代表はFIFAワールドカップ・カタール大会の決勝トーナメント1回戦でクロアチア代表と対戦し、PK戦の末に敗れた。先制点を奪った日本だが、後半にワンチャンスを決められて1-1に追いつかれた。強烈なヘディングシュートを決めたイヴァン・ペリシッチは豊富な運動量と、スピードで日本を苦しめた。
1点ビハインドで前半を折り返したクロアチアは、後半に猛攻に出る。すると55分にはデヤン・ロブレンのクロスにペリシッチが頭で合わせて同点ゴールをゲット。この得点で追いついたクロアチアは、最終的にPK戦で日本に勝利している。
サイドから圧倒的なスタミナとスピードで日本を翻弄したペリシッチ。延長戦後半に途中交代した同選手だが、105分間の出場時間でスプリント回数は「71」を数え、両チーム合わせてもトップの数字を叩き出した。
初のベスト8進出の大きな壁となったクロアチア。そのチームをけん引した33歳のウインガーは、献身的な動きでチームに貢献するだけでなく、決定機に顔を出して勝利に導く。記録も結果も残すプレイヤーが日本の前に立ち塞がった。