ドイツから残念なニュースが飛び込んできた。

 カタール・ワールドカップに出場し、グループステージで日本との死闘を演じたドイツ代表の守護神、マヌエル・ノイアーが大怪我を負ったという。現地土曜日の午後に公式インスタグラムを更新し、スキー中の事故で骨折してしまい、今シーズンの残りの出場が絶望になったと明かした。

 36歳のワールドクラスはこの日、病室のベッドで横たわる姿を写した一枚の画像を投稿。「やあ、みんな、なんて言えばいいのかな、一年の終わりは間違いなくより良いものにすべきだったんだけど……」と語り出すと、「頭をすっきりさせようと思ってスキー旅行に出かけたんだけど、下腿部分を骨折してしまったよ。昨日手術は無事に終わった。ドクターのみなさんには感謝しかない!」と続けた。

 そして、「でもね、僕にとっての今シーズンはもう終わったと知らされて辛いよ。みんなも気をつけて。マヌエル・ノイアー」との言葉で締めくくった。
 
 10月に右肩を負傷してワールドカップ出場さえ危ぶまれたが見事なカムバックを果たし、ドイツ代表は1勝1分け1敗でまさかのグループステージ敗退の憂き目に遭ったものの、ノイアー自身は流石のビッグセーブを連発していた。

 再開されるブンデスリーガでまた妙技をチェックしたかったファンにとっては寂しいかぎり。そしてなにより、所属するバイエルン・ミュンヘンにとっては痛恨の離脱となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】病室で明るくカメラに向かってサムズアップするノイアーの最新ショット