【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメント準々決勝】モロッコ1-0ポルトガル(日本時間12月11日/アルトゥママ スタジアム)
モロッコにリードを許すなか、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスは完璧なコースに強烈なシュートを放った。しかし、モロッコ代表GKボノが“神の右手”で見事なセーブ。これにはフェリックスも「これも入らないのかよ…」と言わんばかりにたまらず頭を抱えた。
83分、PA内でクリスティアーノ・ロナウドの落としを受けたジョアン・フェリックスは左上隅に完璧なシュートを見舞った。しかし今大会絶好調のモロッコ代表GKボノがこれに対して凄まじい反応を見せ、右手一本でこの強烈なシュートを防いでみせる。会心の一撃だっただけにシュートを放ったフェリックスは思わず膝をつき頭を抱えてしまった。
ABEMAで実況を務めた吉野真治アナウンサーは「今大会ボノは本当に当たっています」とスペインとのPK戦でのスーパーセーブに続く活躍を伝え、解説の中田浩二氏も「素晴らしいシュートでしたが、ボノもよく弾きましたね」と完璧なシュートを見事セーブしてみせたボノを称えた。
このシーンにABEMA視聴者は「キーパーが凄すぎる」「キーパーえぐいて」とボノの圧巻のセーブに驚嘆を隠せない。また「そら頭抱えるわ」とシュートを放ったフェリックスへの同情を示すコメントも寄せられた。
このボノの大活躍もあり、モロッコ代表はアフリカ勢初となるW杯ベスト4へと進出を決めている。今大会の台風の目となっているモロッコ代表を後ろから支える守護神は、前回大会王者フランスと相対する準決勝でも素晴らしい活躍を見せてチームを決勝へと導けるか、期待が高まる。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)