アンジェのモロッコ代表MFアゼディン・ウナイ(22)にセビージャが関心を示しているようだ。

カタール・ワールドカップ(W杯)で快進撃を続けているモロッコ代表。グループステージでベルギー代表を破って首位通過を果たすと、ラウンド16でスペイン代表、準々決勝ではポルトガル代表を撃破して、アフリカ勢として史上初となるベスト4進出を果たした。

旋風を巻き起こすチームで、MFソフィアン・アムラバトなどと共に中盤を支えているのが22歳のウナイ。巧みなボールタッチや豊富なスタミナを武器に今年1月に代表に初招集されると、本大会の出場メンバー入りを果たし、ここまで全5試合に先発している。

クラブでも今季のリーグ・アンでここまで14試合に出場と、主力としての地位を確立しており、W杯での活躍からさらに評価は高まっている模様。 スペイン『Fichajes』は500万ユーロ(約7億2000万円)前後というリーズナブルな価格とされていることから、ヨーロッパのいくつかのトップクラブが関心を示していると伝えた。

また、『Fichajes』はウナイを狙うクラブの一つがセビージャであるとも報道。スポーツディレクター(SD)を務めるモンチ氏も獲得を望んでおり、早ければ来年1月からの移籍市場で取引を実現させたいと考えているようだ。