トッテナムのクロアチア代表FWイバン・ペリシッチが、13日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)準決勝アルゼンチン代表戦を前日に控えた会見に臨んだ。

左ウイングとして今大会5試合に先発し、日本代表とのラウンド16では貴重な同点弾を挙げたペリシッチ。単騎で打開できる、クロアチアにとっては代えの効かない存在となっているペリシッチだが、アルゼンチンとの決戦を前に意気込みを述べた。

「何度も言うが、ゴールや記録は重要じゃない。代表チームが勝利することが重要だ。そのためにゴールやアシストができれば良い。求められたことをやるのみだ。前回大会の準決勝イングランド代表戦(延長戦の末、2-1でクロアチアが勝利)と似たような試合になると思う。僕らは準々決勝でブラジル代表と対戦したように正しい方法でプレーすればチャンスは十分にあると思う」

33歳のペリシッチにとって今大会が最後のW杯になる可能性が高い。

「数日前、ポルトガルでクリスティアーノ・ロナウドが負けるのを見た。彼は5度W杯に出場したけど勝てなかった。メッシも5回だ。決勝に進み、トロフィーを掲げるべく最善を尽くしてくるだろう。でも僕らは100%のパフォーマンスを発揮して阻止しにかかるよ」