アルゼンチン代表DFニコラス・タグリアフィコが12日、FIFAワールドカップカタール2022の準決勝・クロアチア代表戦の前日会見に臨んだ。
アルゼンチンはロシアで行われた2018年W杯のグループステージでクロアチア代表と対戦し、0-3で敗北。それ以来の対戦となるが、前回大会のメンバーでもあったタグリアフィコは「僕らは4年前とは違うチームだし、彼らも違うチームになった。前回のW杯とは異なる試合になるはずだ」と述べ、前回大会の結果は参考にならないことを強調した。
アルゼンチンはマルコス・アクーニャとゴンサロ・モンティエルが出場停止となるため、左サイドで起用される可能性が高いタグリアフィコは、クロアチを警戒。「足元の技術がある選手もフィジカルの強い選手もいる。ハードな試合になると思うけど、僕らはどんな状況にも対応できるように備えておかないといけない」と気を引き締めた。
また、「僕らは自分たちの武器で彼らを苦しめるつもりだ」とも主張し、「自分たちのことに集中する必要がある」と指摘。さらに、「どうなると苦しむかはわかっている。他の試合で経験してきたし、覚悟を決めなければいけない」と続け、これまでの試合を糧に勝ち上がりを果たす考えを示した。