13日、カタールワールドカップの準決勝で、アルゼンチンとクロアチアが対戦した。

アルゼンチンはオランダ戦の3バックから4-4-2のシステムへ変更。クロアチアはいつも通りの4-3-3で、運動量の少ないリオネル・メッシの周辺にできるスペースを使いながらボールに前へ進めていく。

しかし先制点はアルゼンチン。34分、中盤で奪ったボールをラインの裏へ供給すると、CBの間にできたスペースをフリアン・アルバレスが抜けだし、ドミニク・リヴァコヴィッチがたまらずファウルをしてしまう。

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PKのキッカーを務めたのはメッシ。今大会PKストッパーとして名を上げているリヴァコヴィッチだが、メッシは右上隅の完璧なコースに叩き込み、キリアン・エムバペに並ぶ今大会最多タイの5ゴール目をあげた。

これで勢いに乗ったアルゼンチンは39分、カウンターからアルバレスがドリブルで突進。味方も並走していたがそのまま突っ込み、相手の守備を強引に抜け出して大きな追加点を決めてみせた。

後半開始からクロアチアは2人を入れ替え、イヴァン・ペリシッチが左サイドバックに入る攻撃的布陣へ。前へ出ていく姿勢を見せたものの、再びアルゼンチンの10番がクロアチアの前に立ちはだかる。

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69分、メッシがドリブルでクロアチア守備陣を翻弄し、ライン際までえぐってラストパス。これをアルバレスが流し込み、決定的な3点目となった。

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試合はそのまま3-0で終了。初戦でサウジアラビアに衝撃の敗戦を喫したアルゼンチンだったが、メッシとともについに2大会ぶりとなる決勝の舞台へとたどり着いた。