ドイツ紙が遠藤の動向に注目「月曜日のトレーニング開始時、遠藤はすでに戻っていた」
カタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表として4試合に出場したMF遠藤航が、所属するドイツ1部シュツットガルトのトレーニングで姿を見せ、ドイツ紙「ビルト」は「日本が敗退してからわずか7日後」と驚きをもって伝えている。
遠藤はカタールW杯で攻守の舵取り役を担い、全4試合に出場(スタメンフル出場は3試合)。グループリーグではW杯優勝経験国のドイツ代表やスペイン代表撃破に貢献した。決勝トーナメント1回戦でクロアチア代表にPK戦の末敗れてベスト16で敗退が決まり、代表チームはすでに解散している。
「遠藤、休暇を中断」と報じたのは、ドイツ紙「ビルト」だ。「月曜日のトレーニング開始時、キャプテンの遠藤航はすでに戻っていた。W杯ラウンド16のクロアチア戦で日本が敗退してからわずか7日後のことだ」と綴っている。「公式には遠藤はまだ休暇中」としながらも、「日本で休暇を過ごすのではなくドイツで過ごしている」と、すでにドイツへ戻ってシーズン再開への準備を進めていると伝えた。
また「ミスター・インディスペンサブル(不可欠な男)は、ピッチ上で静かなリーダーとして道を切り開いた。遠藤のキャプテン続投について問われたラバディア監督は『ワタルはチームにとって非常に重要な選手だ』と答えている」と紹介。日本代表だけでなく、シュツットガルトでも信頼を勝ち取っている遠藤の動向に現地メディアも関心を寄せていた。(FOOTBALL ZONE編集部)