ヴァラン、L・マルティネスがスタメンに定着している今季のマンU
優勝候補と目されながら準々決勝で惜しくもフランスに敗れ、FIFAワールドカップ・カタール大会を去ることになったイングランド。そんな中、批判を浴びがちなDFハリー・マグワイアは今大会で上々なパフォーマンスを披露した。マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督は、クラブでも彼に同様のパフォーマンスを期待しているようだ。
DFリサンドロ・マルティネスの加入などもあり、今季はマンUでの公式戦出場数が9試合に留まっているマグワイア。しかし、ワールドカップではイングランドが戦った5試合全てに先発出場を果たし、チームのベスト8入りに貢献している。
英『The Athletic』によれば、テン・ハーグ監督はマグワイアのワールドカップでのパフォーマンスに好感を抱いたようで、11に行われたレアル・ベティスとの親善試合前にこのようなコメントを残したという。
「彼は本当によくやっているし、ワールドカップでは本当に良い。とても安定しているし、イングランドのディフェンスラインの良いファクターになっている」
「彼はイングランドでは、ほぼいつもいい試合をしている。マンチェスターでは一時的にパフォーマンスが悪くなったこともあったし、いろいろと困難な時期もあった。でも自分に自信がある時、彼はそれをピッチで表現することができる」
「ハードワークしている時、彼は自信を得ることができるだろうし、イングランドで見せているようなパフォーマンスを発揮することもできる。その状態をマンチェスター・ユナイテッドまで持ち帰ってきてもらいたい。私は彼に期待しているし、チームも彼に何を期待しているかはわかっている。その通りに事が運べば、彼は我々にとってグレートな選手となるだろう」
同メディアによれば、マンUはワールドカップ帰りの選手に1週間の休暇を与えているようで、それぞれフランス代表、アルゼンチン代表の一員として決勝戦を戦うDFラファエル・ヴァランとDFリサンドロ・マルティネスは、クラブに戻るのが26日頃と予想される。マンUは28日にプレミアリーグのノッティンガム・フォレスト戦を控えているが、合流直後のヴァランやL・マルティネスに代わり、マグワイアが先発となる可能性もある。そうなった場合は、ぜひテン・ハーグ監督の期待に応えるプレイを見せてほしいところだ。