モロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(フィオレンティーナ/イタリア)が、フランス代表FWオリヴィエ・ジルー(ミラン/イタリア)との試合中の会話について明かした。15日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
FIFAワールドカップカタール2022・準決勝が14日に行われ、モロッコ代表はフランス代表と対戦。5分にテオ・エルナンデスに先制点を許すと、79分にはランダル・コロ・ムアニに追加点を奪われ、0-2で敗戦。アフリカ勢初となるベスト4進出を果たしたモロッコ代表はグループステージで同組だったクロアチア代表が待つ3位決定戦に回ることになった。
今大会ここまで全6試合にフル出場してきたアムラバトは試合後、オランダメディア『NOS』で「ジルーはピッチの至るとこで僕をマークしてきた。僕は彼に『やめてくれ!』と言ったが、彼は『監督に指示されているんだ』と反論してきたよ」と厳しいマークを受けていたジルーと試合中に話していたことを明かした。
また試合については「勝てなくて、とても悔しい」と振り返ったアムラバトは、「残念なことに、早い時間帯に先制点を許したことで試合はより難しくなった。彼らのプランの中でプレーしなければならなくなったからね。とても辛かった」と早い時間帯に失点したことを敗因に挙げた。