ポルトガル代表を率いるフェルナンド・サントス監督は解任される可能性が高いようだ。15日、ポルトガル紙『O Jogo』が伝えている。
FIFAワールドカップカタール・準々決勝でモロッコ代表に0-1で敗れ、ベスト8敗退に終わったポルトガル代表。今回の報道によると、ポルトガルサッカー連盟(FPF)は今大会の結果を受けて、2014年から指揮を執っているサントス監督の解任を検討しているという。同監督とFPFとの契約は2024年7月末まで残っているものの、W杯敗退を受けたこのタイミングで8年間の長期政権に終止符が打たれる可能性が高まっているようだ。
現在68歳のサントス監督は、ポルトやスポルティング、ベンフィカ、パナシナイコス、ギリシャ代表などの監督を歴任した後、2014年9月に自身の母国であるポルトガルの代表監督に就任。EURO2016では同国代表を初優勝に導き、2016年の男子最優秀監督賞の最終候補者3名に選出された。FIFAワールドカップロシア2018ではベスト16敗退に終わったものの、2018-19シーズンのUEFAネーションズリーグ(UNL)ではチームを初代王者に導いた。昨年のEURO2020ではベスト16敗退に終わっている。
なお、14日のイギリス紙『デイリーメール』によると、サントス監督が解任された場合の後任候補としては、リール(フランス1部)を率いているパウロ・フォンセカ氏の名前が挙がっているようだ。