現地時間14日に行われたFIFAワールドカップカタール2022準決勝のフランス代表対モロッコ代表は、2-0でフランス代表が勝利した。試合後の騒動により、フランスでは1人の少年が亡くなったとのことだ。フランスメディアの報道をもとに英『BBC』などが伝えている。

 モロッコ系の人々が多く暮らすフランス。カタールワールドカップ準決勝での衝突は当局も懸念しており、この対策に1万人の警官が動員されたと伝えられている。その影響もあって、混乱は比較的大きなものにならなかったと言われていたが、いたましい事件も起きていたようだ。

 報道によると、事件が起きたのはフランス南部エロー県のモンペリエ。フランス代表が勝利した30分後にトラブルが起きたという。試合後の熱狂の中で大きな騒動があったこの地域で、一台の車が14歳の少年に衝突。心停止となり、その後死亡が確認された。

 事故を起こした車は事件現場近くで放置されており、警察が運転手を捜索を始めたと伝えられている。

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