【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメント準決勝】フランス2-0モロッコ(日本時間12月15日/アルバイト スタジアム)

ワールドカップ準決勝の”親友対決”なんて漫画のような話だ。物語の主人公はパリ サンジェルマンに所属するキリアン・エムバペとアシュラフ・ハキミ。自他ともに認めるベストフレンド同士の試合前のやりとりに、ABEMA視聴者もほっこりした様子だった。

【映像】これは尊い…親友エムバペ&ハキミの抱擁

大一番のキックオフを間近に控え、選手用通路で緊張した面持ちの両イレブン。そんな中、カメラはエムバペの姿を捉えるのだが…ある男を見つけると表情が一変する。そう、この日エムバペとマッチアップすることになるモロッコの右SBハキミだった。

スター軍団パリ サンジェルマンのチームメートで、同じ1998年生まれという両者。その仲の良さは有名で、ハキミがPKを成功させてモロッコがスペインとのベスト16に勝利した際には、エムバペが「ACHRAF HAKIMI」と絵文字を添えてツイートしたほどだ。エムバペはその後、ハキミとの2ショット写真をアップしている。

2人は大会期間中にもかかわらずこうしたやり取りを繰り返し見せており、フランス対モロッコの準決勝が決定した時には、ハキミがエムバペに「友よ、また近いうちに」とメンションしていた。

ハキミを見つけたエムバペは屈託のない笑顔で親友とハグを交わし、お互いの健闘を誓っていた。いくら仲が良いとは言え、大一番を前にこれほど砕けた表情を見せるのは珍しいと言えるかもしれない。

心温まる両者のやりとりにコメント欄も大盛り上がりで、「尊い」「仲良し」「かわいい」「イチャイチャすな」といった言葉が並んだ。また、ABEMAの実況・吉野真治アナウンサーも「パリ サンジェルマンの遠征の移動の際には常に隣同士で座る。その親友同士がマッチアップします」と紹介した。

(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)