PSGで共闘するムバッペとハキミが対戦、試合後の抱擁に賛辞

 カタール・ワールドカップ(W杯)準決勝・フランス代表対モロッコ代表(2-0)の一戦後、パリ・サンジェルマン(PSG)MFキリアン・ムバッペとDFアクラフ・ハキミが抱擁を交わし話題に。ムバッペはSNSの投稿でも“親友”へ温かいメッセージを送っており、感動の声が広がっている。

 アフリカ勢として史上初の4強入りを果たしたモロッコとの対戦で、フランスは王者としての貫禄を見せた。前半5分、MFアントワーヌ・グリーズマンの抜け出しからムバッペのシュートにつなげると、こぼれ球をDFテオ・エルナンデスがジャンピングボレー。早速先制点を手にする。

 エンド変わって後半はモロッコが猛攻を仕掛けるも、ゴールが遠い。すると迎えた後半34分、FWマルクス・テュラムとの連係からムバッペがシュート。ルーズボールを交代出場直後のFWランダル・コロ・ムアニが押し込んで2-0として試合を決定付けた。

 そんななか、試合後にピッチでうずくまるハキミへ、ムバッペが駆け寄り抱擁するシーンが話題となっている。2人はお互いにユニフォームを交換するなど、互いをリスペクトする行動がファンの感動を呼んでいた。

 ムバッペは自身の公式インスタグラムを更新。ハキミと抱き合う写真、激戦となった試合の最中にモロッコ選手5人に囲まれる自身の姿を公開し、「W杯の決勝に戻って来た 悲しむな兄弟、みんな君がやったことを誇りに思っている。歴史を作ったんだ @achrafhakimi(ハキミのSNSアカウント)」と“親友”へのメッセージを投稿している。

 ハキミもこのメッセージに対し、「愛しているよ、兄弟」と感謝を伝えており、ファンからも「2人のレジェンドだ」「素晴らしい」「モロッコを誇りに思っている」「そのハグが大好きだ」「白熱した試合だった」「リスペクトに値する」と感動的なシーンに反響が広がっていた。(FOOTBALL ZONE編集部)