フィオレンティーナでプレイするアムラバト

今季はケガ人が続出して低調なシーズン序盤を過ごしたリヴァプール。中盤のプレイヤーの補強が求められており、さまざまな選手が候補に挙がっている。

そんな中で候補の1人となっているのがフィオレンティーナのソフィアン・アムラバトである。FIFAワールドカップ・カタール大会でアフリカ勢史上初のベスト4進出に大きく貢献。中盤で豊富な運動量を武器に潰し役となるアムラバトは、欧州各国から高い評価を得ている。

リヴァプールもその1人であり、英『Mirror』によれば、獲得に向けて調査を進めている模様だと伝えられている。またセリエAでもナポリやミランといった上位クラブから関心を示されており、1月での動向にも注目が集まる。

しかしアムラバトはスペイン紙『MARCA』にてフィオレンティーナへの思いを口にしている。ビッグクラブからの関心については「非常に光栄なこと」ではあるものの、「今はフィオレンティーナでプレイしている。私はこのクラブを尊重しており、素晴らしいチームだ」とコメント。さらに「私は偉大な監督と、私をフィオレンティーナに連れてきてくれたオーナーのロッコ・コミッソ、そしてジョー・バローネGMとダニエレ・プラデSDと素晴らしい関係を築いている」とチームへの愛情を明かした。フィオレンティーナもすぐに放出する気はないかもしれない。1月の動向に注目だ。