ナポリに移籍後、半年ですでに主力としてプレー

 カタール・ワールドカップ(W杯)でも活躍を見せ、韓国代表のベスト16進出に貢献したイタリア1部ナポリDFキム・ミンジェが、プレミアリーグのクラブから関心を受けていることについて語った。英紙「デイリー・メール」が報じている。

 今夏の移籍市場でトルコ1部フェネルバフチェからナポリへ加入したキム・ミンジェは、セネガル代表DFカイドゥ・クレバリの穴を埋めるパフォーマンスを見せている。ここまでナポリでリーグ戦14試合に出場して2得点を記録。UEFAチャンピオンズリーグでも、6試合すべてに先発フル出場。昨シーズン準優勝のリバプールを抑えてのグループA首位通過を最後尾でしっかりと支えた。

 その活躍ぶりに早くもプレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドとトッテナムが関心を示しているという。しかし、キム・ミンジェ自身は、そうした噂の話から距離を置きたいようだ。

「僕の移籍については、多くの話が出回っている。でも、僕はナポリに加入してまだ6カ月しか経っていない。インタビューを避けてきたが、その1つの理由は移籍の噂が僕自身の邪魔になるからだ」と、語っている。

 プレミアリーグから関心を示しているDFには、すでにナポリも現状よりも良いオファーを出して契約延長に向けて動いているという。韓国代表のレジェンドでもあるMFパク・チソンが躍動したマンチェスター・ユナイテッド、現韓国代表エースとのコンビも期待されるトッテナムは、いずれも韓国人選手が成功を収めているクラブだ。現在、ナポリはセリエAで首位を走っているが、在籍半年でのスピード移籍が実現するのか。本人が「邪魔になる」と言っても、周囲からの注目は免れないだろう。(FOOTBALL ZONE編集部)