ボルシアMGのフランス代表マルクス・テュラムは、フランスが優勝すると“史上初”の快挙を達成するようだ。17日、スペイン紙『アス』が報じている。
同紙によると、フランスがFIFAワールドカップカタール2022を制覇すれば、「親子でのW杯制覇」が達成されるとのこと。W杯の92年間の歴史上でも初めてとなり、注目が集まる。
ちなみに、マルクスの父であるリリアン・テュラム氏は、1998年のフランスW杯優勝メンバー。決勝のブラジル戦でもフル出場し、初の世界制覇に大きく貢献している。
マルクスは現在25歳。ソショーと下部組織出身で、2017年夏にギャンガンへと移籍。2019年夏にはボルシアMGに移った。今季のブンデスリーガでも15試合に出場して10得点をあげるなど、好調を維持している。今大会は、フランス代表の“ラストワン”メンバーとしてスカッド入りし、ここまで4試合に出場している。
1998年7月12日、日曜日。父リリアンはパリ郊外のサン・ドニ、『スタッド・ド・フランス』でW杯優勝の栄光に輝いた。そこから24年5か月と6日が経った、今日2022年12月18日、日曜日。息子マルクスはルサイルの地で、父と同じ栄光を掴むことは出来るのか。