現地時間12月18日、カタール・ワールドカップ(W杯)の決勝で、エムバペを擁する前回王者フランスと、メッシが牽引するアルゼンチンが対戦している。

 大一番で先にシュートを放ったのは、36年ぶり3度目の優勝を狙うアルゼンチンだ。開始5分、ブライトンで三笘薫と共にプレーするマク・アリステルが、ゴール前から右足を振り抜くも、GKロリスの正面を突く。

 押し気味に進める南米王者は17分にも、デ・パウルの折り返しから、4試合ぶりに先発復帰したディ・マリアがペナルティエリア内からシュート。しかし、大きく枠を外れる。

 それでもディ・マリアは23分、積極的な仕掛けからエリア内でデンベレのファウルを誘い、PKを獲得。これをメッシがロリスの逆をつくキックできっちり決め、先制に成功する。

 この一戦で、歴代最多のW杯通算26試合目の出場を果たしたスーパースターは、今大会6ゴール目。並んでいたエムバペをかわし、得点ランクで単独トップに立った。
 
 止まらぬアルゼンチンは36分、メッシが起点となりカウンターを発動。最後はマク・アリステルのラストパスをディ・マリアが冷静に流し込み、リードを2点に広げる。

 まさかの展開となったフランスは反撃を目ざすが、相手の勢いに押され、思うように攻撃に移れない。なんとアルゼンチンの6本に対し、シュート0本で前半を終える。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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