トッテナムOBジェイミー・オハラ氏が、マリ代表MFイブ・ビスマと、アルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリステルの“差”を巡り、冗談交じりに疑問を呈した。

 ビスマは今夏にブライトンからトッテナムに加入。しかし、定位置を掴むまでのパフォーマンスは見せられていない。

 一方、ブライトン4年目を迎えたマク・アリステルは10番を背負い、主軸としてチームを力強く牽引。アルゼンチン代表としても、カタール・ワールドカップ(W杯)では初戦を除き全試合で先発。フランスとの決勝でも絶妙なラストパスでアンヘル・ディ・マリアのゴールをアシストするなど、リオネル・メッシと共に36年ぶりの優勝に大きく貢献した。
【動画】ゴール左隅を突く超絶コントロールショット!三笘同僚がカタールW杯で見せた鮮烈弾をチェック

 オハラ氏はカタールW杯決勝翌日の12月19日、英メディア『talkSPORT』の取材に対応するとまず、「彼はなんという大会を送ったんだ。信じられないほどファンタスティックだった」と、ブライトンのスターを絶賛した。
 
「人々はルカ・モドリッチ、ジュード・ベリンガム、エンソ・フェルナンデス、モロッコ代表で素晴らしい活躍を見せた(ソフィアン・)アムラバトについて話していた。マク・アリステルがどれだけ優れていたかを誰も語らない。

 彼はアルゼンチン代表の原動力だった。エネルギーと輝きを持ち、ボールの扱いが上手く、終盤にボックス内に走り込んでくる。メッシが大好きな複雑なパスを出すには、3人目の動きが必要なんだ。メッシは小さなワンツーをするが、そのためには後ろに走る選手が必要で、それはいつもマク・アリステルだったんだ」

 そのうえで「彼は素晴らしい選手だ。ブライトンにいるなんて信じられないよ。ビッグクラブが探しに来るだろう」と言い、昨シーズンまでブライトンで共闘していた同世代のビスマと比較。こう言い放った。

「スパーズはビスマとサインしたね。マク・アリステルを獲得できたのに、なぜ我々はビスマとサインしたのだろう?」

 W杯による中断期間を経て、プレミアリーグは26日に再開する。前半戦の挽回を期す者、カタールで得た勢いを継続させようとする者――。様々な思惑が交錯する、熱き戦いに注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部