日本代表MF堂安律(SCフライブルク)は、FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)のドイツ戦とスペイン戦で同点ゴールをマーク。ローマやミラン、アーセナルが移籍先候補に挙がる中、森保ジャパン大金星の立役者となっただけに同選手の市場価値が急騰しているようだ。
米メディア『FOX』メキシコ版は18日に「カタールW杯で注目を集めた選手たち」という見出しのもと特集記事を掲載。堂安律やアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデス(ベンフィカ)、モロッコ代表MFアゼディン・ウナヒ(アンジェSCO)、クロアチア代表GKドミニク・リバコヴィッチ(ディナモ・ザグレブ)ら8選手を取り上げている。
また堂安律については「グループリーグでドイツ代表とスペイン代表に勝利し、日本代表のキーマンとなった。彼の2ゴールにより、日出ずる国はグループリーグの首位に立ったのだ」
「日本代表はクロアチア戦黒星によりベスト16で敗退したものの、堂安は傑出した存在だった。ワールドカップ前の市場価値は1200万ドル(約16億3000万円)だったが、SCフライブルクはこの金額以上のオファーにしか応じないだろう」と紹介。複数クラブからの関心が伝えられる中、同選手獲得のハードルが上がったと主張している。
なお堂安律は今年7月、オランダ1部PSVアイントホーフェンからSCフライブルクへ移籍金850万ユーロ(約12億円)により完全移籍。今季ここまで公式戦22試合の出場で4ゴール4アシストをあげるなど、右サイドでレギュラーに定着している。
またイタリアメディア『Diretta Goal』は今月3日に「堂安律は本田圭佑につづいてミランのユニフォームに袖を通す日本人選手となるかもしれない。ミランはカタールW杯であまりにも好調な日本代表選手に、本気でオファーを出す可能性がある。アタランタにも同様のアイデアがある」と報道。
すると英メディア『フットボール365』は、堂安律の具体的な移籍先候補を「アーセナルを含めた5クラブ」と紹介。イタリアメディア『ROMA GIALLOROSSA』はローマからの関心を伝えていた。