かつて鹿島で共闘した2人が求める選手像とは?

 元日本代表DF内田篤人氏がMCを務める、スポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」の最新回では、J1鹿島アントラーズでプレーするFW鈴木優磨と、昨季までJ2大分トリニータに所属したFW金崎夢生が登場。カタール・ワールドカップ(W杯)の取材のため内田氏は欠席となったなか、未公開シーンではJリーグが盛り上がるために必要な人材について語っている。

 鈴木は今季、ベルギー1部シント=トロイデンから鹿島に復帰。かつて元日本代表MF小笠原満男氏が着用した背番号「40」を引継ぎ、リーグ戦32試合に出場し、7ゴール10アシストをマークした。

 一方の金崎は、今夏にJ1名古屋グランパスから古巣である大分に復帰。リーグ戦13試合に出場し、1ゴールを記録。すでに大分との契約満了が発表されており、来シーズンの所属クラブにも注目が集まっている。

 そんな2人がスポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」に出演。公式YouTubeチャンネルで公開された未公開シーンでは、W杯でサッカー熱が帯びているなか、日本サッカーや、Jリーグが発展するために必要な選手像について語っている。

 金崎は、「きっかけは何でもいいと思う」と切り出し、「あの選手カッコいいから、とか。なにあいつ? なんであんなことしてるの? やばい奴いるじゃんとか。それでもいいと思うんですよ」と、プレー以外の面でも目立つような選手が重要であることを語った。

 鈴木も金崎の意見に同調しつつ、自身の見解を述べた。

「俺とか、夢生君みたいに、悪童って言われてるような選手がいても、またそれはそれで。さっきも言いましたけど、なにしてんのあの人たち? みたいなので興味持ってくれるから。なんかもっと個性を持った選手が出てきても、もっと盛り上がるんじゃないかなっていう風には思いますね」

 また、鈴木は「あとは叩かれるのに慣れるか、慣れないかの問題なので」と、自分らしさを重要視。金崎も「何しても叩かれるから、好きなようにしたらいいから」と、鈴木の意見に同調し、自分らしさを持った選手の登場を待ちわびている様子を見せていた。(FOOTBALL ZONE編集部)