悲願のワールドカップ制覇を成し遂げたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。自身が契約を結ぶアディダスが粋な計らいを見せた。

【動画】5人のメッシ、ついにトロフィーを掲げる

18日、カタール・ワールドカップ(W杯)決勝のアルゼンチン代表vsフランス代表が行われ、3-3で120分間が終了。PK戦の末、アルゼンチンが4-2で下し、36年ぶり3度目の優勝を果たした。

メッシが最後のW杯と公言した今大会。悲願の優勝へチームが1つになったアルゼンチンは、決勝でもメッシのPK、アンヘル・ディ・マリアのゴールで前半に2点をリードする。

後半、キリアン・ムバッペの連続ゴールで追いつかれるが、延長にもメッシがゴールを決めて勝ち越し。その後、ムバッペのゴールで再び追いつかれるも、PK戦を制して勝利していた。

2006年のドイツW杯で初めてW杯のピッチに立ったメッシ。2014年にも決勝を経験したがドイツ代表の前に敗戦。今大会では7試合でピッチに立ち、史上最多となる26試合出場を達成。また、ガブリエル・バティストゥータ氏が持っていたアルゼンチン代表としてのW杯ゴール数も更新。そして、悲願のトロフィーも手にした。

数々のタイトルを獲得してきたメッシにとっても、最後まで獲れていなかったW杯。見事に制した事を祝し、アディダスは2006年からの5大会のメッシの写真を合わせた写真を投稿。「Impossible is Nothing(不可能なんてあり得ない)」と、かつて掲げていた言葉を用い、5度目、そして最後のW杯での悲願達成を祝福した。

投稿した動画では、今大会のメッシが2006年の若きメッシを背負い、そのメッシがトロフィーを掲げるという作りに。これにはファンも「これは感動」、「おしゃれすぎる」、「最高すぎる」、「泣いた」と粋な計らいが多くの感動を呼んでいる。

【動画】5人のメッシ、ついにトロフィーを掲げる