ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの姉、カティア・アベイロさんが、カタール・ワールドカップ(W杯)に物申した。英紙『Mirror』が伝えている。

 37歳のC・ロナウドは今大会の初戦で、史上初の5大会連続ゴールを挙げるも、以降は目立った活躍ができず。決勝トーナメントはスタメンから外れ、チームも準々決勝で伏兵モロッコに敗戦。アルゼンチンを優勝に導いた永遠の宿敵リオネル・メッシとは対照的に、何ともほろ苦いW杯となった。

 その結果を受けてか、カティアさんはインスタグラムを通じて、「史上最悪のワールドカップ」とコメント。ただ、アルゼンチンとフランスが死闘を繰り広げた決勝には満足したようで、「それがありがたいことに素晴らしいファイナルを与えてくれた。なんて試合だ。アルゼンチンおめでとう」とも綴った。
【画像】スタメン落ちのC・ロナウドにファンが水をかける決定的瞬間
 また、20日に24歳の誕生日を迎えたフランスのエースにも言及。「キリアン・エムペ。この青年は非現実的だ。なんて明るい未来が待っているんだろう。信じられない」と伝えた。

 C・ロナウドはカタールW杯期間中にマンチェスター・ユナイテッドを退団。先発の座のみならず、所属クラブも失った。新天地で復活を印象付けるパフォーマンスを見せ、姉の言う「史上最悪のワールドカップ」の記憶を拭い去れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部