アルゼンチン代表がPK戦の末にフランス代表を下し、3度目の優勝を果たして幕を閉じたカタールワールドカップ。英メディア『90min』が19日、カタールワールドカップでブレイクした選手のトップ10を発表した。ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫も10位に選出されている。
グループステージでドイツ代表やスペイン代表など優勝候補を次々と撃破した日本代表。ベスト8進出をかけた決勝トーナメント1回戦では、2018年のロシアワールドカップで準優勝のクロアチア代表と対戦したが、PK戦の末に日本代表はベスト16で敗退した。ベスト8以上という目標は達成できなかったものの、何度も番狂わせを演じた戦いぶりは世界から評価されている。
その中でも、三笘に対する評価が最も高い。同メディアは、カタールワールドカップでブレイクした選手として10位に三笘の名前を挙げ「ブライトンで頭角を現し、日本代表としてドイツとスペインを破った記念すべき試合で主役を演じ、その勢いを倍加させた。三笘はW杯直前の試合で、チェルシー戦とウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦の勝利に貢献している。2021年に移籍金250万ポンド(約4億2000万円)ほどでブライトンに加入したが、もはやバーゲン価格と言うほかない」と評価している。
なお、トップ10には他に、スイス戦でハットトリックを達成したポルトガル代表FWゴンサロ・ラモスや、アルゼンチン戦で逆転ゴールを決めたサウジアラビア代表MFサーレム・アッ=ドーサリー、モロッコ代表のアゼディン・ウナヒやソフィアン・アムラバトなどが選出されている。
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