エスクデロ競飛王がアルゼンチンの中心街の様子をSNSにアップ

 カタール・ワールドカップ(W杯)は、アルゼンチン代表の36年ぶり通算3回目となる優勝で幕を閉じた。アルゼンチン人の父を持ち、Jリーグでのプレー経験も持つFWエスクデロ競飛王(アトレティコ・マルテ)が、自身のツイッターで優勝決定時の母国の様子をアップして驚きの声が上がっている。

 アルゼンチンはFWリオネル・メッシのPK、MFアンヘル・ディ・マリアの追加点で2点リードのリードを奪ったが、後半にフランスFWキリアン・ムバッペのPKを含む2ゴールを浴び、2-2で延長戦へ。メッシとムバッペがお互いに1点ずつ追加し3-3でPK戦へと突入すると、最終的にPKスコア4-2でアルゼンチンが優勝を決め、メッシは念願のW杯トロフィーを手にした。

 この勝利を何よりも喜ぶアルゼンチンサポーターは、母国でも熱狂を見せ、ブエノスアイレスは人々がごった返すお祭り騒ぎとなった。

 かつてJリーグの浦和レッズでプレーしたアルゼンチン人の父セルヒオ・エスクデロを父に持ち、自身もJリーグでプレーするとともに2007年に日本へ帰化したエスクデロ競飛王はツイッターで、「この動画は最後のPKが決まったアルゼンチンの中心の街! 1つの国が同じ瞬間にこんなに一緒に叫ぶ事あるかな? サッカーは本当に凄いな! 感動が止まらない!」と動画を公開した。

 迫力あふれる映像に、FC岐阜に所属する元日本代表DF宇賀神友弥は「これはすごい。母国が優勝するってどんな気持ち?」と反応。ファンからは「街が揺れてる」「映画みたい」「歴史の重み」「凄すぎる」といった声が上がったほか、「なんで見ないでチャリのってるんですか?」という素朴な質問には、エスクデロ競飛王は「多分この瞬間を動画に撮りたかったのだと思います!」と回答していた。(FOOTBALL ZONE編集部)