レアル・ソシエダは20日、翌21日に行われるコパ・デル・レイ(国王杯)2回戦CDコリア(4部)戦の招集メンバーを発表した。同日、スペイン紙『エル・デスマルケ』がイマノル・アルグアシル監督の前日会見を伝えた。

 アルグアシル監督は、FIFAワールドカップカタール2022から帰還した日本代表MF久保建英ら、21選手を招集。同監督は前日会見で、久保の状態が問題ないことを強調している。

「タケはまるで止まっていなかったのようだ。代表のためにほとんど休んでいなかったが、彼はリズム良く、そして意欲満々で戻ってきた。不安もあったが、彼はとても元気そうだし、とても意欲的だからメンバーに入れた」

 一方、今年3月に左ひざ前十字じん帯断裂の大けがを負ったスペイン代表FWミケル・オヤルサバルはメンバー外に。アルグアシル監督はエースの状態について、「一歩一歩進んでいく。今日はまだ早すぎる。彼はまだチーム練習の一部メニューしかこなせないし、適応する期間も必要だ。彼が最終段階にいることはわかっているが、まだいくつかの恐怖を乗り越えるプロセスが必要だ。ひざの状態は良好だ。彼が恐怖を乗り越え、リズムに乗れるかは彼次第だ」と語っている。

 ラ・レアルの指揮官は、スモールクラブとの対戦にも言及。「気になるのは、対戦相手のこと、ピッチの状態、自分のチームだ。一番大事なのは自分たちのチームだが、そこについては問題ない。ピッチは小さいし、悪くなることもある。映像で対戦相手のことは知っている。いいパフォーマンスを見せなければならない」と意気込みを示した。

【画像】レアル・ソシエダ、国王杯の招集メンバー