日本は2大会連続のベスト16の結果を残す
森保一監督が率いた日本代表は、カタール・ワールドカップ(W杯)でドイツ代表とスペイン代表を破りグループリーグ首位通過。決勝トーナメントでクロアチア代表にペナルティーキック(PK)戦の末に敗れたが、2大会連続のベスト16の結果を残した。海外メディアが「たくさんの思い出をありがとう、2022 ワールドカップ」と題して公開したイラストに、日本代表の象徴的シーンが2つピックアップされている。
日本は“死の組”と言われたグループEの初戦で強豪ドイツに2-1と逆転勝利。続くコスタリカ代表に0-で敗れるも、第3戦のスペイン相手に2-1の結果を出して首位突破が決定した。またスペイン戦の勝ち越しゴールは、MF三笘薫のアシストがラインぎりぎりで、「三笘の1ミリ」と称され話題となっている。
決勝トーナメントでは1-1のクロアチアと拮抗した試合展開のなか、延長戦を終えPK戦に突入。日本は3本失敗し、トータルスコア1-1(PK1-3)でベスト16敗退。試合後には、ピッチに向かってお辞儀をする森保監督の姿が1つの印象的なシーンとなった。
サッカー専門サイト「433」の公式ツイッターでは、W杯を振り返り活躍した選手やシーンを盛り込んだ1枚のイラストをアップ。スタジアムの中で優勝を飾ったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを先頭に、今大会得点王のフランス代表FWキリアン・ムバッペや3位クロアチア代表の37歳キャプテンMFルカ・モドリッチなどが大きく描かれている。
背景には、躍進したモロッコ代表DFアクラフ・ハキミやハットトリック達成のポルトガル代表FWゴンサロ・ラモスもいるなか、日本の2つの印象的シーンもピックアップされている。
スタジアムのスクリーンに写されているのはスペイン戦の「三笘の1ミリ」の瞬間で、左橋にはクロアチア戦のあと、ピッチに向かってお辞儀をする森保監督の姿も描かれている。
これに日本のファンも反応し、「監督で唯一、書かれている」「モニターに三笘いる!」「日本から2人も載ってるの凄いな」「認められてるみたいで純粋に嬉しい」「三笘さんと森保監督を探せ!」「さりげなく入っとる」「名誉」「粋だな」と反響コメントが続々と送られている。
ブラジル代表の会見に登場した猫も隠れているなどセンスが光るイラストとなっており、2つのシーンが取り上げられた日本は、その存在を世界に印象付けた結果とも言えそうだ。(FOOTBALL ZONE編集部)