母国の英雄となったメッシの記念紙幣の発行を検討

 カタール・ワールドカップ(W杯)でアルゼンチン代表の36年ぶり3度目の優勝に貢献したFWリオネル・メッシがアルゼンチンのお札になる可能性があるという。メキシコ紙「エル・フィナンシエロ」が報じた。

 メッシは5大会連続出場となったカタールW杯でアルゼンチン代表のキャプテンを務め、得点ランキング2位の7得点をマーク。悲願の優勝の立役者となった。さらにW杯通算最多出場記録(26試合)の更新し、史上初となる2度目の大会MVP受賞も果たした。

 アルゼンチンの中央銀行は母国の英雄となったメッシの記念紙幣の発行を検討しているという。母国開催だった1978年W杯優勝時には記念硬貨が発行されており、関係者も前向きに捉えているという。すでにSNSでは1000ペソ札のモックアップ画像が拡散され、話題を呼んでいる。

 1000ペソ札である理由は、メッシの背番号「10」から始まることに関係しているという。また、紙幣の片面にはメッシの顔、裏面にはリオネル・スカローニ監督率いる代表チームの愛称である「La Scaloneta」の文字が刻まるという案があるようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)