フリック監督はW杯後に続投が決定
カタール・ワールドカップ(W杯)でグループリーグ敗退を喫したドイツ代表は、12月7日にハンス=ディーター・フリック監督の続投を発表された。そのなかで、ドイツ1部の名門バイエルン・ミュンヘンの専門サイトが韓国代表の監督就任を推奨する記事を出し、韓国でも注目を集めている。
2021年5月からドイツ代表を指揮するフリック監督。カタールW杯ではグループリーグ初戦の日本戦に1-2で敗れ、続くスペイン戦は1-1の引き分け。第3戦のコスタリカ戦に4-2で勝利したが、勝ち点4で並んだスペインに得失点差で及ばず、2大会連続でグループリーグ敗退となった。
ドイツサッカー連盟(DFB)はすでにフリック監督の続投を発表しているが、韓国のスポーツ・芸能総合サイト「マイデイリー」は「フリック監督がドイツ代表チームを離れ、韓国代表の指揮を執るべきだという主張が注目を集めている」と見出しを打って伝えた。
発端はバイエルン専門メディア「Bavarian Football Works」が、「ハンス=ディーター・フリックはドイツを去り、韓国代表チームの監督になるべきだ」との見出しで「韓国は通算3回目のベスト16で今回のW杯を終えた。しかし、パウロ・ベント監督が大韓サッカー協会との契約を更新しないことを決めており、韓国代表チームは新しい監督を必要としている。パウロ・ベントのキャリアは、韓国に赴くまでは輝かしいものではなかった。それこそ、フリック監督が今必要としている学習プロセスだ」と、記事を展開している。
フリック監督はドイツ代表と契約下にあり、別のチームを指揮することは契約解除を含めて乗り越えるべき障害は多いが、専門メディアの推奨プランが実現することはあるのだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)