日本代表DF吉田麻也が所属するシャルケ(ドイツ)は、セカンドチームに所属するMF上月壮一郎とプロ契約を結ぶ意向があるようだ。22日、現地メディア『RUHR24』や『WAZ』など複数のメディアが報じている。

 上月は2019年に京都サンガF.C.のトップチームに昇格し、明治安田生命J2リーグでプレー。今年1月にドイツ5部のFCデューレンに完全移籍で加入し、リーグ戦11試合の出場で5ゴール5アシストを記録して、チームの4部昇格に大きく貢献した。今年8月からはシャルケのセカンドチームに加入し、リーグ戦14試合で8ゴール5アシストを記録している。

 今月22日に22歳の誕生日を迎えた上月は、同日に行われた親善試合で3試合連続となるゴールを記録。クラブ公式ツイッターでも祝福されていた。

 そんな上月とシャルケはプロ契約を結ぶ意向だという。報道によると、同クラブの幹部は「(契約の)フォーマットが変わるだけ。彼の好成績のおかげで、より良い条件を得ることになる」と語った模様で、プロ契約締結に進んでいることが伝えられている。

 なお、上月はトップチームが年明けに行うトルコ合宿にも帯同する可能性があることが報じられており、今後の活躍には注目が集まっている。