【プレミアリーグ】サウサンプトン1-3ブライトン(日本時間12月27日/セント・メリーズ・スタジアム)

 FIFA ワールドカップ カタール 2022でも圧倒的なドリブルを披露するなど、注目を集めて株を上げた三笘薫が、プレミアリーグ再開初戦でも躍動。狭いスペースで何度もボールを受けるなどチームから信頼されている様子に解説の鄭大世氏も賛辞を送った。

【映像】三笘薫、仲間の信頼を勝ち得たワンプレー

 ブライトンが3-0のリードで迎えた56分、左サイドでボールを受けた三笘は中に切れ込んでいき、味方との連係で敵陣残り30mを崩しにかかる。一連の流れの中、後方から駆け上がりスルーパスを受けたDFフェルトマンはゴール前に構えたブライトンのエースであるFWトロサールに高速クロスを放り込むのではなく、近くにいた三笘へのパスを選択した。

 途中でDFにカットされてしまったが、ABEMAで解説を務めた鄭大世氏は「あんな狭いところでも三笘薫に出そうとしますよね。あんな近い位置だと普通パス出さないです」とコメント。味方からの信頼の表れだと語った。

 続けて「海外でイマイチになる選手は、ボールを離すタイミングが悪い。三笘は周りを使える選手だから、周りも使いやすい。完璧なアシストがすごく多いですよね」と賛辞を送っている。

 この試合で幾度となく決定機を作り、味方からも多くのチャンスメイクを受けた三笘だが、ゴールやアシストなど”数字”に残る結果を出すことはできなかった。それでもこれだけ周りの選手から信頼を得ているのであれば、結果は自然とついてくるはずだ。(ABEMA/プレミアリーグ)