12日に2023シーズン契約に合意したことが正式発表
J1のFC東京は1月12日、日本代表DF長友佑都との2023シーズンの契約に合意したことを発表した。同選手はクラブを通じて「まだ体も動くし、気持ちの部分でも戦えるということを再確認しました」とコメントしている。
現在36歳の長友は、カタール・ワールドカップ(W杯)で全4試合にスタメン出場。ピッチ上のパフォーマンスはもちろん、ピッチ外では髪色をイメチェンするなど話題を提供し、盛り上げ役として抜群の存在感を発揮した。
W杯を終えたのち、一部スポーツ紙上で現役引退を検討していることが報じられていたが、12日にFC東京との新シーズン契約に合意したことが正式発表された。
長友は「ワールドカップの戦いの最中、正直なところ未来については何も決めていませんでした」と、その後の去就に思い悩んでいたことを明かしたうえで、現役続行に至った経緯に関して「自分自身がどうしたいのかを問いかける中で、まだ体も動くし、気持ちの部分でも戦えるということを再確認しました」とコメントしている。
選手コメントは、以下のとおり。
「ワールドカップの戦いの最中、正直なところ未来については何も決めていませんでした。大会を終えてしっかりと心と体を休ませて自分の人生を今後どうしていくのかをじっくりと考えました。
自分自身がどうしたいのかを問いかける中で、まだ体も動くし、気持ちの部分でも戦えるということを再確認しました。また、サッカーを続ける気持ちが固まるにつれて、やはり東京でどうしてもシャーレを掲げたいという熱い気持ちがあらためて湧いてきました。
夢は情熱から生まれる。Jリーグを、そして東京を今一度盛り上げていき、日本サッカーをさらに発展させたい。そのために、自分の力を全て出し切り、身を粉にして東京のために戦いたいと思います。日本を青赤に染める。
青赤の魂 長友佑都」(FOOTBALL ZONE編集部)