リール戦の劇的決勝FK弾シーンの直前に脚光

 フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、2月19日に行われたリーグ・アン第24節リール戦(4-3)で劇的決勝フリーキック(FK)弾をマーク。このゴールシーンでは軸足の角度が話題となり、英メディアは「恐ろしい角度で地面に突き刺さった」と伝えている。

 リーグ首位を走るPSGは、ホームで迎えたリールとの一戦を乱打戦の末に勝利。決勝ゴールはメッシの左足によってもたらされた。3-3で迎えた後半アディショナルタイム、ゴールまで約20メートルの絶好の位置で得た直接FKで左足を振り抜くと、相手GKの逆を突きゴール右ポストをかすめながらネットを揺らした。

 メッシの今季11点目となる劇的決勝FK弾シーンでは、その鮮やかな軌道以外にも注目を浴びた場面があった。英メディア「ザ・サン」ではキックの瞬間を捉えられた軸足の角度に注目。メッシの右足は側面がぴったりと地面に着き、捻挫を疑ってしまうほど足首がぐにゃりと折れ曲がっていた。

「ザ・サン」紙は「メッシが左足でボールを打つと、右足首が恐ろしい角度で地面に突き刺さったように見える」と驚きを持って伝えたうえで、「このアルゼンチン人選手が足首を怪我していないことを、この恐ろしい写真を見たファンたちは信じていない」と、SNS上に寄せられたファンの反応を伝えている。

 実際には「史上最高の足首だ」「私の足首なら今頃とっくに折れている」といった冗談混じりの声が寄せられたといい、メッシの右足首を捉えた1枚へ大きな反響が寄せられたことを指摘。絶品のテクニックだけでなく、奇妙な軸足でもファンを驚かせていた。(FOOTBALL ZONE編集部)