勉強や仕事の最中、手元にあるペンなどをくるくる回す人を見たことがあるだろうか。一見、集中していないように見えて、この動作で何気ないリズムを刻み、頭の中の考え事をさらに加速させているケースもある。今、大注目の将棋棋士・藤井聡太棋聖(18)もその一人だ。8月4、5日に行われた王位戦七番勝負の第3局でも、中盤・終盤の勝負どころでは、手元にあった扇子をくるくる高速回転。ABEMAの中継で解説していた行方尚史九段(46)も「そうか、脳の回転と比例してるのか」と笑いながらも注目しきりだった。